今年度もパレスサイクリング自転車キッズ検定始まりました!この会場では毎年定期的に開催していて、今年は5月6日(終了)、6月24日、9月9日の三回の開催となります。
第一回目はゴールデンウイーク最終日の5月6日(日)、会場の千代田区皇居外苑前広場は、朝から青空が広がり、新緑が溢れ、心地良い5月の風が流れていました。この日も開始時間10時から14時まで、参加してくれた子供達は、それぞれの自分の目標に向かって真剣かつ楽しみながら自転車と共に過ごしていました。
本検定を受ける小学生の兄弟もいました。なんと2014年から親子で通い続けて、お姉ちゃんは今回ついに2級に合格!弟は初めて本検定に挑戦しました。年々成長していく二人の姿にスタッフ一同励まされます。また今回海外からのチャレンジャーはフィジーの姉妹。一本橋がとても気に入ったらしく、ランチ後も再参加して、二人で仲良く練習していました。そして、まだ自転車に乗れなかった子供達が3人、jmaインストラクターの指導で、この会場で乗れるようになりました。これには本人もご両親も驚きと喜びに包まれ、笑顔で帰って行きました。
さらに、最初恐る恐るキックバイクに乗っていた2才の女の子は、だんだんキックが上手になり、そのうち自転車に興味を持ったようで最後は自転車にまたがって練習をしていました。その行動にインストラクター達もとても驚いていました。2才で自転車の楽しみを知った彼女は、今後どういう自転車ライフを送るのか、将来が楽しみですね。
では最後にパレスサイクリングについて。パレスサイクリングは、日曜日ごと皇居周辺 祝田橋~平川門往復3kmの特別コースを利用するサイクリングです。皆様ぜひお出かけください。
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日本マウンテンバイク協会 寺尾靖世
突然ですが問題です。自転車の日はいつでしょうか。。。はい!正解は5月5日こどもの日と一緒です。では、なぜ5月5日が自転車の日なのでしょうか。それは法律で決まっているからです。平成29年5月1日付けで『自転車活用推進法』が施行され、「5月5日は自転車の日」、「5月は自転車月間」と正式に法律で定められたそうです。確かに5月は自転車に乗るには良い季節ですね。
『サイクルドリームフェスタ』も毎年5月5日に開催され、今年も自転車キッズ検定体験会を行いました。会場は今まさに建設中の新国立競技場の横、聖徳記念絵画館通り前広場。この絵画館は大正時代に建てられた明治神宮外苑のシンボル的な存在の美術館です。当日は、自転車関連の沢山のブースが立ち並び、自転車交通安全教室・自転車体験試乗会・おもしろ自転車試乗会など様々なイベントが行われゴールデンウイーク休暇中の多くの人達で賑わっていました。
自転車キッズ検定体験会にも、開始10時から16時まで沢山の子供達が参加してくれました。いつものようにルールとマナーを勉強してから、実際に自転車に乗って10級から7級を体験。自転車だけでなくキックバイクも用意して、自転車に乗れない小さな子供達も同じコースを回ってもらいました。最初は慣れない子供達も、jmaインストラクターの指導のもと少し練習すると、たちまち上手く乗れるようになり、本人はもちろんご両親も大喜び。やはり子供にとって自転車に乗ることは大きな楽しみなんですね。
5月5日は、「子ども」と「自転車」の日、まさに自転車キッズ検定にふさわしい五月晴れの一日でした。
日本マウンテンバイク協会 寺尾靖世
春の入学シーズンの4月9日(月)、今年も東京都青梅市青梅第七中学校で、全校生徒対象に自転車キッズ検定を取り入れた自転車教室の正式授業を行いました。今年で3年目。最初の年に初々しいまだ小学生のような可愛い新入生が何と中学3年生なり、3年の月日を感じさせるものがありました。
広い校庭に特設した検定コースは中学生の体力、乗り方レベルに合わせて距離を長く取り、日常の自転車通学に反映出来るようにしたのがいつもの自転車キッズ検定と違うところです。ブレーキングもある程度スピードを出して、ラインにピタッと止めたり、一本橋もいつもの2倍の長さで走り抜けるよう設定しました。体験というより普段の環境により役立つ技術練習の授業となりました。青梅の中学生は毎日の通学もそれなりの距離を自転車で走り、また部活に自転車部があったり、個人的にBMXレースに出場していたりとレベルの高い学生もいるのも特徴で、みんな自転車に慣れている感じを受けました。
当日は東京都庁交通課から交通安全講習のスピーチに続いて、JMAインストラクターから技術的な説明、アドバイスをして授業1時限を目一杯使い、好天の下終了しました。授業の最後、毎年生徒代表の御礼の言葉に感動するスタッフ一同です。どうぞ、この授業が生徒皆さんの役に立ち、何よりも安全で楽しく自転車に乗っていただきたいと願います。
日本マウンテンバイク協会 寺尾靖世