日本で開催されるロードレースの最高峰、ジャパンカップで自転車キッズ検定体験会(子供自転車教室)が行われました。 レース前日の10月19日(土)、宇都宮市の中心部、オリオンスクエアで、自転車のさまざまなイベントが開催され、キッズ検定はその皮切りというべき午前10時から始まりました。当日は予め宇都宮市からの呼びかけに応じた小学生約20名が市内各地から自ら自転車に乗って颯爽と会場入り。少年野球チームやサッカーのユニフォーム姿もあり、単独で自転車ジャージをしっかり着用したミニ・ジャパンカップ・レーサーもいたりで、もうやる気満々で集合してくれました。
会場は、商店街のど真ん中、大きなオーラビジョン付のステージと広場から成り、周囲は協賛社のブースも多数出店、すぐ前の商店街にも自転車各社のブースがたくさん並び、まさに町挙げての自転車祭りといった感がいっぱいでした。
今回の体験参加者は、自転車の町・宇都宮の子供たちで、小学高学年と低学年の2班に分かれ、検定10級から上級まで順番に丁寧にインストラクターの先生とチャレンジしていきました。さすが自転車の町の子供たち、普段からしっかりマナーなどを身につけているので次々とクリアーしていきました。中には勢いつき過ぎて何度も失敗しつつも果敢に挑戦する子もいて、観客からも盛んな応援をもらっていました。当日はイベント司会のサイクルナビゲーター絹代さんにアナウンスしていただいたり、地元栃木県警から交通安全のお話をしていただいたり、みんなで楽しいひと時を過ごしました。
午後からは参加者の子供たちは世界のレーサーが走る市内の大通りでベストポジションのシートを参加賞としてプレゼントされ、検定で実感した自らの自転車テクニックとイメージを重ねながら楽しんだようです。これからも安全に楽しく自転車に乗ってもらいたいですね。
尚、今回のキッズ検定はイオンバイク協賛で開催されました。ありがとうございました。
日本マウンテンバイク協会本部 寺尾靖世