今回の訪問地は水戸黄門と納豆で有名な茨城県水戸市。昨年自転車活用推進法が施行されたのに伴い、自転車まちづくりを目指す茨城県が、5月27日(日)に「いばらきサイクルフェス2018」を開催、トークショーやスポーツサイクル試乗体験、地元ショップやグルメブース出展など自転車三昧のイベントでした。
会場は、昨秋水戸市のど真ん中にオープンした『まちなか・スポーツ・にぎわい広場』通称『M-SPO』。プロバスケットボールチーム「サイバーダイン茨城ロボッツ」の練習にも使用されるためバスケットファンには夢の場所、また各種スポーツやイベントも実施され水戸市のスポーツ文化の拠点として大注目のスポットのようです。
当日はそんな貴重なバスケットコートを使用して、13時~16時まで自転車キッズ検定&キックバイク体験会を行いました。茨城県では久し振りの開催。開始時間前から受付には楽しみにしてくれていた子供達が集まってくれました。
今回は会場の大きさに合わせてコースを少しアレンジして渦巻き状に作ってみました。通常7級ヘビの道では、真っ直ぐ等間隔にコーンを置いてスラロームをしますが、今回は沢山のコーンを点々に置いてみました。すると自分で考えて上手にコース取りをしてすり抜けて行く子供達も多くスタッフ一同感心しました。また、小さな子供達もキックバイク体験ができ、ご兄弟またはご両親と一緒にコースを回る子供達も沢山いました。
体験会では、自転車だけでなく幼児のためにキックバイクも用意しています。小さな頃からキックバイクと親しむ体験は、将来自転車に乗る大切な準備になります。JMAでは自転車に乗れる子供達と共に、自転車に乗れない子供達もサポートしていきたいと思っております。
日本マウンテンバイク協会 寺尾靖世