2018年10月13日(土)の午後、東京世田谷の閑静な住宅街に位置する東深沢小学校で、自転車交通安全実技教室が開かれました。授業では無く、自由参加ということで、自転車キッズ検定の名人挑戦!というふれこみで、我こそはという小学生50人がエントリーしてくれました。当日は学校とPTAが地元の玉川警察署と合同開催。当協会は警視庁と連携して参加、一大コラボレーションが実現しました。
東深沢小学校は生徒数700人のマンモス校。会場の校庭もマンモス校に相応しく野球場がすっぽり入る広さ。検定コースも普段より長く取り、思い切り走り、止まりと実生活に役立つよう実施しました。お隣のスペースでは保護者50人が警察の交通安全コースを走り、親子揃って自転車の楽しさと安全を一堂に体験できるイベントになりました。
挑戦してくれた小学生は普段から周辺で自転車に乗っているだけあってスイスイと乗りこなしていましたが、改めてキチンと乗り方のポイントをJMA公認インストラクターから指導を受けると、基本が大事ということでしっかり何度も復習していました。中には次回正式な検定で級獲得を目指したいという子ども達も出て、やる気満々元気なパワーが溢れていました。小学生ともなると技術の差も大きくなり、スピードもけっこう出せるので、基本に忠実に安全を再確認して、益々楽しく自転車に乗れるようになる良い機会との感想をいただきました。今後もこうした活動を皆さんと協力して増やしていきたいと思います。
日本マウンテンバイク協会 寺尾靖世