12月9日(日)高知県高知市りょうまスタジアムで「サイクルフェスタ in 高知」の協力イベントとして、「自転車キッズ検定体験」を実施しました。今回もお天気に恵まれ、りょうまスタジアムでは3回目の実施となりましたので、大変多くの子どもたちにご参加いただけました。3年前に参加されたお子さんも大きく成長され、成長に伴い自転車の乗車技術も格段に向上されており、大変嬉しく思いました。
また、自転車に乗り始めたばかりのお子さんもいらっしゃいました。まだ、まっすぐ走れない状況で、2~3時間たっぷり練習をされていました。終了間際では、1本橋や丸太越えなどもできるレベルにまで上達していました。保護者の方も大変喜ばれていました。お父さんは、競輪選手だったようなので、その喜びも格別だったに違いありません。
今回ご参加のお子さんの殆どは、ご自分のヘルメットをお持ちになり、レンタル用のヘルメットの貸し出しが少なかったのが特徴でした。高知県においても、子どもたちのヘルメットの着用が普及してきた現われだと感じました。
近年、ペダルのないキックバイクの普及が進み、それに伴い、キックバイクの大会やイベントが増えてきました。しかし、キックバイクを卒業した子どもたちが、楽しめる、チャレンジできるイベントは少ないようにも思われます。また、自転車の速さを競うだけでなく、操作技術を学ぶ、競うイベントもあまり見かけません。そういう意味で、「自転車キッズ検定」は、彼らの受け皿として、大変重要な意義のある企画ではないかと思いました。
日本マウンテンバイク協会高知支部 山本 寛