2015年10月12日(月祝)体育の日中央行事『平成27年度スポーツ祭り2015』が、東京都北区国立スポーツ科学センター・味の素ナショナルトレーニングセンター周辺で行われ、今年も自転車キッズ検定体験会を開催しました。
秋晴れが定説になっている体育の日は朝から爽やかで、そのせいか午前10時の開始前からキッズ検定テント前には長蛇の列! 主催者が把握した1万4千人以上に自由参加の方も多く、午後の3時終了まで全く途切れなく、常に順番待ちの子供達の行列でした。体験会ということで10級、9級、8級までのブレーキングなどの基本技術に7級一本橋や4級の丸太越えを組み合わせて挑戦してもらいました。途中にはオリンピアンも参加。北京五輪代表の水泳・中村礼子選手に源純夏選手、レスリング池松和彦選手、自転車ロードの宮澤崇史選手など、さすがオリンピアン!!中でも自転車のプロ宮澤選手は子供たちをコーチしてくれました。他の選手も種目違ってもバランス感覚の良さと身体能力の高さからさっそうと走ってくれました。加えて今年はよしもと芸人さんも登場。新進気鋭のぷりずんと、おとなごっこの2組が笑いとギャグを飛ばしながら自転車も軽いノリで乗りきってくれました。キッズ検定は体験するとメダルを1枚ゲット。3枚で記念品交換出来るとあって子供たちには楽しい一日だったようです。こうした有名選手と一般の子供たちが直接ふれあうチャンスはとても有意義です。皆さんもぜひ来年参加してください。
日本マウンテンバイク協会本部 寺尾靖世
6月28日(日)東京都千代田区皇居外苑パレスサイクリングで自転車キッズ検定を開催しました。
雨が続く梅雨本番の時期、この日曜日だけは奇跡的に晴天となりました。通常だとお昼過ぎから参加者が多くなりますが、好天に誘われたのか朝10時のスタートからエントリーが多数あり、終了まで賑わいました。この日は自転車特集記事のため、共同通信社の取材も入り、体験の親子は乗った後の感想を一生懸命話していました。
自転車天国として有名なパレスサイクリングは二重橋の目の前という場所柄、外国人も多いのですが、今回は日本在住10年の中国のご家族が自分の国には無いと興味深く参加し、大いに参考になったと喜んでくれる場面もありました。毎回色々な国のご家族が参加してくれるのは楽しみです。少し国際交流にお役に立つといいのですが。。。(笑)
このパレスサイクリングキッズ検定は定期的に開催しているので、毎回継続で参加してくれる子供達もいます。今回は2級以上をクリアしようと頑張った小学生もいました。2級は合格しましたが、さすがに1級は1回では難しく、次回再挑戦となりました。
キッズ検定も、徐々に浸透し、皆さん自分のペースで楽しんでいらっしゃいます。子供と一緒にコースを回っているご両親も多いです。自転車キッズ検定を通して、親子の絆を深めていただけたら幸いです。
次回パレスサイクリングは、暑い夏の7月、8月、9月はお休みして10月25日に開催します。少し先になってしまいますが、それまで家で練習をしていただいて10月にまたお会いしましょう。
日本マウンテンバイク協会本部 寺尾靖世
今年で2回目となる小学校の正式授業での自転車キッズ検定が6月3日(水)東京都新宿区立四谷第6小学校で行われました。
あいにくの雨で実施が危ぶまれましたが、学校の配慮で、急遽室内体育館で行いました。普段はない室内開催でしたが、広くて床のしっかりしたフロアは滑らず、スムーズなライディングが出来ました。
はじめに警視庁四谷警察署警部補から自転車のルール・マナーのお話があり、そしてインストラクターの指導のもと生徒一人づつ実際に自転車に乗り、自転車キッズ検定を体験してもらいました。
4学年40名の生徒は日頃から自転車に乗っているせいか、最初こそ緊張していましたが、乗るごとに慣れて最後はほとんどの生徒がスラロームも上手にクリアーし、安全性で楽しい自転車の乗り方を取得しました。身体を上手に使った乗車姿勢を取り、スムーズな体重移動や、的確なブレーキ操作を学んだ授業でした。
折りしも、平成27年6月1日から道路交通法の施行にともなって自転車の取締強化が行われることになりました。改めて自転車キッズ検定を通して、小さい頃から交通ルールやマナー、乗り方を学び、身につけ、自分のために、周りの人のために、楽しく安全に自転車に乗れることを願っております。
日本マウンテンバイク協会本部 寺尾靖世