9月24日(水)、台風16号の影響は心配される中、午前中の予定時間は雨ひとつ落ちてこない天気に恵まれ、東京・赤羽の東京都交通局・都営バス北自動車営業所内にて開催、無事終了いたしました。
今回は折からの秋の全国交通安全週間に警視庁赤羽警察署が北区の地元区民の皆さんに向けて「子供と高齢者の自転車安全教室」を企画されました。この企画に当協会が赤羽警察署、東京都青少年・治安対策本部・交通安全課とコラボレーションして「自転車キッズ検定体験会」を開催しました。
参加者は、地元小学校4年生の学童の皆さん50名と高齢者の方々。開会式のあと、TVでもおなじみの車と自転車のリアルなスタントを見せて、交通事故の恐ろしさを実感するアクション(スケアード・ストレイトといいます)を観戦、その後警察犬のデモンストレーションや女性白バイ警察官の模範走行、自転車普及協会によるメカニック講座などを経て、キッズ検定を体験してもらいました。皆さん、スタントによる車との衝突やトラックに巻き込まれたりを実際見たあとで、当協会インストラクターのマナーや技術指導にも敏感かつ素直に聞き入り、正確なブレーキングや一本橋走行、丸太越えなどに挑戦しました。
普段、なにげなく乗っている自転車ですが、ちょっと間違えるととんでもない重大事故や怪我にあいます。正しい知識と交通ルールを守って乗ることで、自転車が楽しく、便利に使えることをアピールできたイベントでした。会場には都バスのゆるキャラ“みんくる”ちゃんや、ピーポ君も応援に来てくれて、和やかで楽しい雰囲気でした。今後も全国の交通安全イベントに「自転車キッズ検定」は出動しますよ!ご期待ください!!
日本マウンテンバイク協会本部 寺尾靖世
北区神谷交通局北自動車営業所 ←詳しくはこちらへ
2014年7月23日(水)栃木県宇都宮市城山東小学校サマースクールで自転車キッズ検定を開催しました。
近頃、交通ルールにおける自転車のマナーが取り沙汰されておりますが、それは私の地元・宇都宮市でも、大変大きな問題となっております。なぜならば多くの地方都市でもそうであるように、インフラの基本である公共交通機関の発達が大都市より遅れており、どうしても車社会の生活が基本になってしまうので、車社会での自転車運転に与えられるモラルの欠如や認識の甘さが、重大事故に発展する場合も少なくないと感じられるからです。
その為数年前から学校及びPTAからの依頼で、毎年夏休みに入る前に学校での交通ルールの再確認と併せて、自分達も交通事故から身を守るためのアクティブ・セーフティーと題し、自転車の運転スキルを高めるための自転車キッズ検定というコンテンツで、
正しい自転車の操り方を勉強しております。
ちなみに今回は、小学校3年生から6年生までの希望者17人が、スキルアップの為自転車キッズ検定に参加して頂きまして、体験会ながら全員2級までクリアすることが出来ました。 当日は梅雨明け宣言すぐの開催だったため、熱射病も心配される程の猛暑でしたが、
セクションを日陰に設置する等スタッフの小学生の体調を考慮し開催したため、最後までみんな楽しく普段乗っている自転車を思いのままに操る難しさを体感できたのではないかと思います。 終了後には、すぐ学校長から「自転車に乗ることの楽しさや、難しさを観ている自分も感じることが出来ました。来年も是非お願いします。」とお褒めの言葉を頂きましたので、出来る事ならば次年も開催できるようにしたいと感じております。
2014年4月11日(金)東京都新宿区立四谷第六小学校にて 4年生39人の3時限授業でキッズ検定を行いました。
都心の小学校では普段から交通安全が重視され、通学には使用されないものの、自転車の需要が高く、子供たちの安全面からも自転車をよく知り、その乗り方の基本も習得できるようキッズ検定が取り入れられました。
当日は担任先生2名、校長先生が見守る中、地元四谷警察・交通課からの交通安全の講習とともにJMAインストラクター、普及員の指導で85分間、各級を体験しました。学校屋上にコースを設定、それぞれのレベルに応じてトライし、ブレーキやハンドル操作を会得しながら、難しい丸太越えにも挑戦しました。都心の学校らしく外国人子女・子息もいて、国際色も豊か、時に歓声を上げながら楽しくチャレンジしました。終了後、校長先生から毎年4年生の正式授業として開催してもらいたいとの要望をいただきましたので、今後とも継続的に実施していきたいと思います。
日本マウンテンバイク協会本部 寺尾靖世