JR中央線沿線の有名駅、高円寺は住宅地として知られていますが、阿波踊りと大道芸をテーマにしたイベント開催でも有名です。今年9回目を迎えた『高円寺びっくり大道芸2017』内で自転車キッズ検定を開催してほしいとのリクエストをいただき、GWの開幕スタートの4月29日(土)と30日(日)の2日間実施しました。
駅舎の南北を走る都会の主要道路を通行止にして、道路の至る所で大道芸パフォーマンスが繰り広げる様は壮観でワクワクでした。1日目は残念ながら途中雨で中止になりましたが、2日目はお天気に恵まれ、昨年まで観客が1日10万人というマンモス・イベントだけに道路は瞬く間に沢山の人々で埋め尽くされました。
中国雑技団のようなパフォーマンスとTVのお笑い芸人のようなコントのステージに挟まれたキッズ検定コーナーも、小さいお子さんを連れた親子連れが三々五々集まって、無料体験で終始人だかり。今年から自転車キッズ検定に協賛・協力してくださるアイデス製ディーバイクのレンタル自転車に注目が集まりました。中にはまだ補助輪の取れないチビッコはキックバイクで初級に挑戦する子も。自転車の乗れるお兄さん・お姉さんと一緒に弟や妹はキックバイクで体験、兄弟揃って体験参加できるのも楽しいですね。2日間高円寺のホコ天でのイベントはディズニーのパレードのような華やかな雰囲気に包まれていました。
日本マウンテンバイク協会本部 寺尾靖世
2017年4月7日(金)昨年に続き中学校での授業に自転車キッズ検定が取り入れられ実施しました。
もともと自転車キッズ検定は小学生以下の子供たちが対象ですが、自転車と自分の身体を一体化し、しっかりとした乗車技術を学び、交通安全を実現するのは大人も子供も基本は同じ。身体の大きな中学生には各級の距離を延ばしたり、インターバルを短くするなど身体やレベルに応じて設定することで広い範囲に対応出来ます。
今回は広い校庭でスペースを取ってじっくり体験しました。日頃、距離も高低差もある一般道での自転車通学をしている学生も、通学には使用していなくても自宅周りで使用している学生たちですので、基本は慣れていて上手にクリアーしていました。そんな中で後輪と前輪のブレーキを上手に使うことは、自転車と乗り手が一体となる立ちこぎやスラロームなどでは、得てして自分流になりがちな乗り方を当協会公認インストラクターの講師から一人一人丁寧にコーチしてもらいながら、そのコツを習得しました。
この授業は中学校と東京都交通局安全課の協力のもと当協会が全面協力して行っています。こうした取り組みが最近多くなっている自転車に寄る交通事故を減らす一助になっていくことを願うものです。
2017年5月5日(金・こどもの日)東京都新宿区霞ヶ丘町聖徳記念絵画館前通りで開催されます「サイクルフェスタ2017内」で自転車キッズ検定体験会を行います。
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